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サントリー清宮監督の人気ブログの衝撃

サントリーサンゴリアスの監督である清宮克幸氏と、先日、お茶を飲む機会があった。清宮監督のブログは、最高時に10万アクセスを超えるときがあるんだという。論スポ!で言えば10万部も刷らないのだから、10万人の目に触れるとなると、立派なメディアである。既存のメディアが発信しないのならば自分達で発信する。清宮監督のブログは単なるブログではなく、第3者が作っていて、ユーザーの興味をひきつけるような趣向もしているしエンターテイメント性も兼ね備えている。そうなれば、試合経過に適当なコメントを挟み込んだだけの既存のメディアは、到底太刀打ちできない。そこにはユーザーが知りたい控え室での一言や、スペシャルな試合後感までもが書かれているのだから。でも、ちょっと待てである。
 ジャーナリズムには、ジャーナリズムとしての目線やメッセージがあるのではないか。その目線やメッセージを出す資格があるのか、ないのかの議論はあるだろう。その世界のOB、もしくは経験者の意見ならわかるが、素人風情が何をーの議論である。
だから新聞などのメディアは評論家の言葉を借りてメッセージを発信している。だが、ジャーナリズムが自らの言葉で発信することはありじゃないか。海外には、その道何十年というベテランジャーナリストが数多く存在する。
尊敬するスポーツライター、藤島大さんに言わせれば、4年ごとのラグビーのワールドカップに必ず毎回来るベテランライターが海外には少ないないという。
日本でも、たとえば、近鉄バファローズにドラフト一位で入団した金村義明(現人気の評論家)が、近鉄の球団職員だと思い込んで、いろいろ案内してもらった人物が、実は東京中日スポーツの記者だったという有名な話がある。その筋何年の専門職記者は存在した。いや、現在進行形で、いく人かの専門記者はいる。清宮監督が発信しているような優れたブログメディアに対抗するには、そういう人物がメッセージを出していくしかない。いや何も対抗することなどいらない。そこでの議論が、共存となり、そのスポーツの文化的価値を高め、広げることになるのだ。そういう役割を5月22日発売の「論スポ」、及び、このWEBが果たせればいいのだが...と考えている。
                        文責=論スポ編集長 

2008年5月 7日 20:52|記事URLコメント(0)トラックバック(0)

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