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アンリ敗北...その後
女子ボクサー、天心アンリに電話をした。
「自分に負けたことが悔しくて...」
5月9日、後楽園ホール。
JBCに認定された女子ボクシングの旗揚げ興行、第7試合ミニフライ級6回戦で
天心アンリは、富樫直美(ワタナベ)と対戦したが、2ラウンド終了間際から亀のようにガードを固めて防戦一方。明らかな異常が起きたような状況となり、ゴングに救われると、コーナーに座ることもできないまま、山木会長と一言二言会話を交わした後、棄権をレフェリーに申し立てた。そのまま、一人では歩けない状態で、担架で退場となって、救急車で病院送りになった。
初の公式戦は、2回TKO負け...。
負けず嫌いの女子ボクサーの心情は痛いほどわかる。
「脱水状態だったんです。足がどうかしたのか?会長に聞かれたんですが、足どころか、全身に力が入らない状態だったんです。病院の先生には、こうなるまでどうして放っておいたのかと怒られました。顔が真っ青だったみたいです。そうだったですか?」
そういわれれば、極度の緊張かと思うほど、顔は蒼白ではあった。
原因は減量の失敗。
2、3日前から気分がすぐれず下痢が続いた。
計量後に補給した水分、栄養分が、身体に吸収されない。
その状態で無理をして試合に動いたものだから完全な脱水状態。
「これまで何度も減量をしてきたんですけれど、初めての失敗です」
悔しくて悔しくてたまらない。
当初、6月に韓国でWBCのミニフライ級のタイトル決定戦への出場が内定していたのだが辞退した。
「会長に無理を言いました。こんな形で自分に負けたのに次も世界なんて恥ずかしくて言えないし、できません。幸い、ダメージがなかったことだけはよかったんです。だから、次。ちゃんと公式戦で結果を出してから、次を口にしたいんです」
外見はとてもオンナらしいのだが、中身は男前のアンリらしい決断。
次戦は、まだ未定だが、アンリの再起戦は、彼女の能力を超えたものを見れることになるかもしれない。
(文責=本郷陽一)
2008年5月16日 11:44|記事URL|コメント(0)|トラックバック(0)
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