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スポーツ新聞が亡くなる日

先日、大阪へとスケートリンクの廃止問題で出張。その際、某スポーツ新聞社の幹部様と、お酒を飲み交わす機会があり、その話が非常に面白かった。
「本郷よ! もうスポーツマスコミは、10年先存在しなくなっているんとちゃうか」
「なんでですか?」
「スポーツ新聞でさえ、取材には規制、規制、申請書、申請書ばかり。独自取材でやれることに限界が出てきているから、どの新聞も同じような内容になる」
「モータースポーツの中日、巨人の報知、阪神のデイリーと特色はあるじゃないですか」
「いや、それがなあ。今は原油価格の高騰で、紙代が恐ろしい単位で急騰している。しかも新聞は売れない、広告の入りも悪いで、景気がよくないから、社によったら、記事の交換をしたりしている」
「そうなんですか」
「某スポーツ紙は、支局を撤退して、他のスポーツ紙から、その地方の記事を買っている」
「そんなことしたら、絶対にスクープや独自記事は出ませんよね?」
「そうなんや。経費節減で、どんどん、情報が浅く、一遍化していく。そうなれば、スポーツ紙が、こんなにたくさん存在する意味もなくなってくる」
「スポーツ紙大好きの僕としては、なんか悲しいですね。ジャーナリズムが存在しなくなって、毒が抜かれて規制されたもの、横並びのものばかりになり、どんどん発信する側にコントロールされるようになってきますね。それが読者の本当に知りたいものかどうか」
「例えば読者が知りたいのは選手のリストバンドの色が変わったことやと思うか?」
「それもあるんでしょう。でも、なぜ、色を変えたか...もっと深いバックストーリーがなければ、テレビとネットで済みますね」
「ほんとにやばい。スポーツ紙が淘汰される日は、そう遠くないかもな」
                                 (文責・本郷)

2008年5月30日 20:50|記事URLコメント(0)トラックバック(1)

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