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井上康生 「最後の内また」

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6月8日 第58回全日本実業柔道団体対抗大会@横浜文化体育館


 北京五輪の100kg超級代表を逃して引退を表明した井上康生(30)が現役最後の青畳で所属する綜合警備保障の2年ぶり3回目の優勝に貢献し、有終の美を飾った。了徳寺学園Aとの決勝で中堅として登場し、夫人の亜希さんや父親の明さんが見守る中、残り約1分30秒で内またを一閃。惜しくも効果にとどまったが、シドニー五輪を制する原動力になった「伝家の宝刀」に最後の舞台の最後の一戦でもこだわった。

 準々決勝で敗退し、現役引退を表明した4月29日の全日本選手権以来の実戦は、数年前から慢性化している腰痛との闘いでもあった。試合の合間に痛み止めの注射を打ち、「最後にチームへ恩返しがしたい」と決勝戦を含めて3試合中で2度の一本勝ちを、ともに寝技で奪った。表彰式後には仲間から胴上げされた稀代の柔道家は「みんなに愛される柔道家を育て、自分も社会に貢献できる人間になりたい」と晴れやかな笑顔で、指導者として踏み出す第2の人生への抱負を語った。今後は母校・東海大のヘッドコーチに専念し、来年1月からのイギリス留学で本格的に指導者の道を歩み始める。(井上康生の現役最後の内または動画の4分18秒ごろにさく裂します!)

2008年6月 8日 21:36|記事URLコメント(0)トラックバック(0)

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