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菅山かおるの黒星スタートを悲観してはならない by本郷陽一
菅山かおるのビーチバレー転向の公開練習が30日、神奈川県藤沢の鵠沼海岸で
行われた。約1時間のビーチの基本練習を見たが、独特のトステクニックは身につけていたし、写真集の撮影時に比べて下半身の筋肉が浮き上がっていた。
「そうですね。練習を積んで下ができてきたのかもしれません」
レシーブに対する俊敏さは目をみはるものがある。チームウインズの代表である西村晃一が「吸収の高さは素晴らしい。ロンドン夢じゃないでしょう」と高く評価するのもうなずける。パートナーは、4月1日から産業能率大に入学予定で、駒場高時代の昨年、ビーチでジュニア日本一となった溝江明香だ。1m75で役目としては、彼女がブロッカーとなる。「菅山さんと組めるなんて嬉しい」と、初めての記者会見で緊張していた。
2人のデビュー戦は4月4,5日の愛知オープンに向けての予選だが、すぐ優勝につながるほど甘くない。2人が一緒に練習できたのは、まだ、3日ほど。圧倒的に時間が足りない。それとポイントゼロのコンビである2人は、最初にランキング上位選手との対戦となる可能性が極めて高い。デビュー戦は、ほろ苦い黒星となって当たり前の状況であることをファンの方々は理解しておいて欲しい。
産業能率大ビーチバレー部監督の川合庶氏も「簡単に勝てないのが、逆に当然です。まだ、スタートしたばかりなんですからね。経験が必要な競技ですから」と言う。
そう。ロンドンまで4年。時間をかけてペアの息と、ビーチのテクニックを菅山は身につけていくのだ。
最後にひとつ。
会見を仕切ったのはサニーサイドアップだったのだが、相変わらず酷い運営だった。筆者は、「部外者は出ていけ」とサニーサイドアップの人間らしい人に名乗りもされずに追い出されそうになった。とても上場企業とは思えぬ態度だ。囲み取材を指示された報道陣は、菅山らが着替える間も、長い時間、そのまま、そこで待たされていた。
また彼らの常套句である「これを最後の質問に」で会見を遮っていた。
本当にアスリートを考えているPR戦略には、まったくなっていない。北島康介と、もっと理解が必要なマイナースポーツを、同じようなマニュアルに沿って仕切るので、報道側に真意が丁寧に伝わる環境とはならないのだ。まして、これでは取材者に対する愛着のようなものは沸かない。
また、これは、後日、詳しく書くが、上場企業でありながら、菅山かおるのビーチ転向の記事が某スポーツ紙にスクープ掲載された際、そのリークに一役買っている。ディスクロージャーが原則の上場企業において彼らはとんでもないことをやっている。ジャーナリズムは決して、こういうサニーサイドアップのようなエージェント会社に情報操作をされてはならない。要注意である。
2009年3月30日 23:08|記事URL|コメント(0)|トラックバック(0)
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