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岡田イズムとは何か? by 本郷陽一
岡田監督の言葉には説得力がある。
本日、「論スポ」次号の取材で、岡田武史監督のインタビューを東京御茶ノ水のJFAハウスで行った。ひとことで言って取材後感は「面白かった」である。過去、トルシエ、ジーコと歴代日本代表監督のインタビューに何度か同席したことがあるが「結局、何を言いたかったのだろうか」と、後でインタビューを読み返しての反省会をせなばならないことが少なくなかった。しかし、岡田監督の目的と方法論、根底にある理念は、わかりやすくストレートなのである。その激白の中身は6月中旬発売予定の「論スポ」を楽しみにして欲しいのだが、かいつまんで言うと、「ワールドカップでベスト4に入ることを本気で考えているから、あえて、今は、小手先の策は打っていない」と言うのである。
この「何もしないこと」への批判が「岡田批判」となっていることは事実だ。戦術論に詳しいサッカーライターの某氏などは対戦相手に合わせての戦術の無さ、エンタメ性の薄さ、4?6?0とも言えるシステムの中盤のごちゃごちゃを批判している。だが、こういう「岡田批判」の矛先のいくつかは、監督の言葉足らずにあるのではないかと思った。おそらく岡田監督は、敵はメディアではない、試合に勝つことが最優先という考えでいるのだろう。外向きにひとつひとつの説明することに意義を見出していないのかもしれない。しかし、岡田監督の真摯な言葉には、説得力があるのだからもったいない。代表監督が、メディアとじっくりと接する時間は、そう多くないのは理解できる。何も人気取りをしてみてはどうか、とは言わない。もう少し外向きの説明も我慢強くやってみてはどうだろうか?
(文・本郷陽一 写真・ホンゴユウジ)
2009年4月 9日 21:57|記事URL|コメント(0)|トラックバック(0)
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