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元女子アナの妻 by 本郷陽一
横浜から広島に移籍した2000本安打打者の石井琢朗は超職人である。その類まれなる
バッドコントロールを生む奥底には、ストイックなこだわりがある。本日は論スポ次号の
連載「勝ち食」の取材で、その石井宅をお伺いした。奥様は、元フジテレビのアナウンサーの荒瀬詩織さんである。結婚生活は8年。二人のお子さんは元気一杯だ。
現在、石井選手は単身赴任中で広島ではホテル生活。その代わり巨人、ヤクルト、横浜戦という関東遠征の際は、品川区の自宅からスタジアムに通う。この日は、古巣の横浜戦。酒もタバコもやらない石井選手は、必ず自宅で食事をするため、詩織夫人は、キッチンに小型テレビを置き、試合を見ながら料理の準備をする。妻も一緒に闘っているのである。
紹介していただいたメニューは好物の「オムライス」。ナイターでプレーする野球選手の起床は、たいてい遅くて朝食も昼食件の午前11時くらいになるが、石井は3連戦の初戦には必ずこの一品を妻に注文する。詳しい話は、論スポ誌上にて楽しみにして欲しいのだが、勝つと必ず翌日もオムライス。3連勝すると同じメニューが3日続くことになる。詩織さんは、そのオムライスの上に、いつもケチャップでメッセージを書き残す。さて、その内容はいかに...。
「守るべきものがあるからオレは野球ができるんだ」。石井選手は、広島移籍の際、妻に、こう言ったという。だが、逆にプロ野球の妻は、こう考えている。
「もう家族のためには十分に働いてくれました。ここからは自分のためにプレーして欲しいのです」
しかし、詩織さんの闘いは肩肘が張っていない。笑えるほどの天然ボケ。女子アナを3年でスパっと辞めた過去が示すように性格もとても男前で、ズバズバと本音で話す。オムライスの卵が綺麗に裏返ったときには、ライターのKさん、カメラマンのHさんと共に拍手が沸き起こった。開幕の巨人3連戦で3番起用されるなど期待されている石井選手だが、現在、調子は上がっていない。だが、そういう状況でも今回の取材を快く受け入れてくれた。こういう家族の熱い支えを目の当たりにすると広島ファンではないけれど石井選手の打席を応援したくなる。
午後5時過ぎ...。1本の着信が詩織夫人の携帯にかかった。石井選手からの雨天での雨中止を知らせるラブコールだった。
2009年4月24日 18:19|記事URL|コメント(0)|トラックバック(0)
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