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オールドルーキー伊良部への喝采
本日は、少々手前ミソの話を。
独立リーグのロングビーチ・アーマダに所属する伊良部秀輝が、6日、対ユマ・スコーピオンズ戦に先発、白星を飾った。実は、伊良部の現役復帰を本人の独占インタビューを交えてスクープしたのは、2月23日発売の「論スポ!」だった。正確に言えば、現役復帰の意思があることを伝えたと言ったほうがいい。元阪神の伊代野選手のサポートをしながら身体を動かし始めたばかりの段階だったからだ。しかし、そのファーストステップでもう145?を投げていた。今回の復帰は、外電で写真を見ただけだが、1月にインタビューした際の伊良部より、ずいぶんとシェイプアップされているように思えた。
彼の右膝には半月板がない。前オリックスの清原が引退前に手術を行ったが、まったく同じ症状だ。肩もヒジも悪くなかったが、その膝が引退原因だった。
「でも、膝に負担のかからない投げ方を探し当てたんですよ」
伊良部が参考にしたのが、伝説の投手、サチェル・ペイジの投球フォームだ。
ペイジは、記録が鮮明でないニグロリーグで2000勝利以上を挙げたとされる。一説には、速球は170?を超えていたという信じがたい伝聞がある。人種差別で長らくプレーができなかったメジャーデビューは42歳を超えてから。インディアンズでいきなり6勝。59歳まで投げたと記録されている。わずかに残っている映像と写真。その柔らかな体重移動のフォームに伊良部は、膝に負担のないフォームのヒントを得たのだ。
「こっちはまだ40歳。ペイジは、60歳まで投げていたという説もあるんですよ」
カリフォルニアの空の下で、そう言ってニヤっとした伊良部の笑顔が忘れられない。
永遠の夢追い人、伊良部の姿をメジャーで、もう一度見てみたい。奇跡の復帰ドラマの
第一歩にまずは拍手である。
2009年6月 6日 18:20|記事URL|コメント(0)|トラックバック(0)
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